スムースな進行

いかに女子とムードを作るか。まずプログラムが婚活パーティーの趣旨にふさわしいものでなければならない。それを手際よく進行させることがムード作りの基本になる。だれ場を作ってはいけない。同時にプログラムに多くの項目を詰め込み過ぎて歓談の機会を奪ってもいけない。折角見えた人々に疲労と倦怠を感じさせないように工夫したい。つまり、前項で触れた進行衰の机上プラン作成段階から、実際の準備段階を経て、いざ本番のスムースな進行がポイントになる。

飾りつけ

婚活パーティーのムード作りにも、目、耳、ロの三感への配慮は欠かせない。大勢の婚活パーティー会場には、華やかな飾りつけが必要だ。ホテル、宴会場などにはいろいなサンプルがあって相談にのってくれるが、飾りつけの基本はやはり生花と考えた方がいい。くす玉、氷の彫刻、竹垣・石灯龍・泉水の模擬庭園等の凝った飾りつけは、その次に検討する物である。

自前の講堂や公共の貸しホールで比較的予算をかけないで催す婚活パーティーも、紅白の幕、万国旗、モール、造花、豆電球、クリスマスツリーなど、もちろん結構だが、反面、飾れば飾るほど野暮ったくなる弊もある。労力と予算を生花に集中して一点豪華主義でいくのも一趣向だ。

音楽

目を楽しませるのが飾りつけならば、耳を楽しませるのは音楽だ。テープでのBGM(バックグラウンドミュージック〉は便利だが、ナマの音楽に勝るものはない。洋風(ピアノ、ェレクトーン、バンド〉でいくのも、和風ハ琴、三味線、お蝶子〉でいくのも、それぞれの良さがある。大きな婚活パーティーは、和洋混合でいけば、全体の進行にも種々の工夫ができて重宝である。

料理はパーティーの主役

婚活パーティー・宴会の幹事「どんなものを食べさせてもらえるかな」と、正直、ロの楽しみだけでパーティーに集まる人も少なくない。料理は婚活パーティーのもう一人の主役である。和洋のバランス、質と量のバランス。客層(老・若、男・女〉によって、時間帯によって料理の傾向は検討されなければならない。目先の変った料理も一品二品は出したいものだ。立食パーティーの場合、最大の悲劇はパーティーなかばで料理が足りなくなることだ。その瞬間、ムードはしらけ、パーティーは事実上おひらきになる。「追加、追加」と幹事が青くなっても、おいそれと間に合わない。参会者は「これ以上居ては主催者に気の毒だ」とゴッソリ帰ってしまう。幹事はムードを挽回しがたい。

沢山食べて下さいと、豊富なところを実物で示して参会者を安心きせてこそ、パーティーは成功する。宴果てて料理がだいぶ余っている風景は、もったいないようでもあるが、それでよいのだ。